歯のお話
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【第5回】“糖分について”

今回は、虫歯の原因となる糖分、特に砂糖について


◆砂糖のでき方
◆甘味料の分類

砂糖のでき方
   
含蜜糖

サトウキビを絞って石灰で中和させ、濃縮して固まらせた蜜を含んだ砂糖。黒砂糖が代表的。
原料糖


含蜜糖を真空釜で煮詰めてできた結晶をさらに遠心分離機を使って蜜の部分を分けた結晶のこと。粗糖ともいう。糖度は98%前後。ミネラル部分はほとんどなくなるが、着色成分が残っているので、色は、黄褐色。
      精製   





  糖度(%)
上白糖 98
中白糖 96
三温糖 97
  より精製度が高いもの  




  糖度(%)
白ザラ糖 99.9
中ザラ糖 99.7
グラニュー糖 99.8
  さらに精製度の高いもの  
  糖度(%)
粉砂糖 99以上
角砂糖 99.8以上
氷砂糖 ほぼ100



甘味料の分類
 
糖質系
単糖類 ブドウ糖
果 糖
異性化糖(果糖ブドウ糖液糖→清涼飲料によく使われます。)
二糖類
乳糖
パラチノース(歯垢を作らないので歯には良いのですが砂糖と同じくらいのカロリーがあります。)
少糖類 カップリングシュガー(歯垢を作らず虫歯予防の効果がありますが砂糖と同じくらいのカロリーがあります。)
フラクトオリゴ糖(虫歯になりにくい、腸内の有用菌をふやす。)
糖アルコール ソルビトール
マンニトール
キシリトール(虫歯予防の効果が高く、日本でも1997年5月よりガムなどを中心に食品にも使用されています。当院に置いている"Check-Up"の甘味料の成分です。)
 
非糖質系
配糖体 ステビア(ステビアと呼ばれる植物の葉から抽出されます。砂糖の250〜300倍の甘味だがノンカロリーです。ポカリスエット"ステビア"に含まれます。)
グリチルリチン(甘草という植物から作られます。味噌や醤油などに使われています。甘草は漢方薬として使われます。)
合 成
アスパルテーム(砂糖の200倍の甘さがありますが、熱すると毒性が強くなり甘味が低下するので加熱調理には使用されません。パルスイート、コカコーラライトに使われています。エネルギー源になります。)
サッカリン(砂糖の500倍の甘味がありますが、くせが有るのでほかの甘味料と併用されます。毒性があるので使用基準がありますが、多くの加工食品に使われます。)


まとめ
最近よく見かけるガムやキャンディのノンカロリーや虫歯になりにくいと宣伝されているものには、砂糖の代わりに甘味料と呼ばれる物が入っています。前述したように強い甘味の甘味料には毒性が強いものが多いので、買うときには宣伝に惑わされずに表示をよく見るようにしましょう。

 

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