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【第4回】
“唾液検査”
RDテスト
RDテストとは、口腔内の虫歯菌の数をレサズリンという指示薬を使って色の変化で調べます。このテストにより口腔内の衛生状態を的確に知ることが出来ます。
◆ 方 法
1.
RDテスト用ディスクにスポイドで採取した唾液を滴下し、浸潤させます。
2.
(1)のRDテスト用ディスクを検者の腕の皮膚に貼付させ、15分そのまま放置します。
3.
15分後皮膚から剥がしたRDテスト用ディスクの変化の度合を標準比色表と比較して判定します。
<標準比色表>
結果
評 価
Low
(L)
今のところ心配ないようです。
これからも歯磨きを続けて、きれいな状態を保ちましょう。
Middle
(M)
お口の中をきれいにしましょう。
歯磨きを丁寧に行い、常に口に中を清潔にしましょう。
High
(H)
むし歯菌がたくさんいます。
このままではむし歯菌がどんどん増えそうです。
砂糖の入った食べ物はできるだけやめて、食べた後は必ず歯を磨きましょう。
唾液の緩衝能テスト
プラーク中の虫歯菌が作り出した「酸」を中和する働きを緩衝能といいます。
唾液中にこの「酸」を中和する炭酸水素イオンが多く存在すると強い緩衝能を示し、再石灰化を促進させます。このテストにより口腔内の環境をどれだけ早くむし歯になりにくい環境にもどせるかがわかります。
◆ 方 法
1.
パラフィンワックスを約30秒噛み、溜まった唾液を飲み込みます。引き続き5分程度噛み分泌した唾液をスポイドで口腔内より直接採取し、検査用ストリップスに1滴落とす。
2.
5分後にカラーチャートと色を比較し、判定します。
<カラーチャート>
low
medium
high
中和能力が弱いのでむし歯になりやすいでしょう
普通程度の中和能力があります
中和能力が強いのでむし歯になりにくいでしょう
Strip Mutansテスト
ストレプトコッカスミュータンス菌はほとんどの人の口腔内にいる細菌です。このミュータンス菌は食べ物に含まれる糖や炭水化物を分解し、むし歯の原因となる強い酸を作ります。また、歯にべたべたと付着する不溶性グルカンを出し、酸性の環境でもどんどん増えていきます。ミュータンス菌の量 は個人差が大きく、この数の多い人はむし歯になりやすいといえます。
◆ 方 法
1.
パラフィンワックスを約5分噛み、歯面 に付着したミュータンス菌を唾液中に遊離させます。
2.
検査用のストリップスの2/3を口腔内に入れ、舌の上で5回くらい軽く押しつけ良くぬ らします。
3.
ストリップスを舌からはずして余分な唾液を除くために軽く閉じた唇で挟みながら引き出します。
4.
(3)のストリップスを培養液に浸け培養器に入れ、35℃〜37℃で2日間培養し、その後乾燥させます。そして評価チャートと比べて判定します。
<評価チャート>
唾液分泌速度
唾液分泌速度(唾液分泌量)は5分間の唾液の量を測ります。 唾液の分泌量が多いとカリエス(むし歯)になり難く、分泌量が少ないとカリエスになり易い環境と言えます。夜寝る前に歯磨きを励行するのは就寝時は唾液の分泌量 が減るからです。
◆ 方 法
1.
5分間パラフィンワックスを噛み、その間に分泌した唾液量 を計測します。
<評価基準>
小児(10歳以下)
2.5ml/5分
青年(11〜14歳)
3.5ml/5分
成人(15歳以上)
5.0ml/5分
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