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【第2回】“歯のつくり”
このページを読んでいるお母さん方は、自分の歯が何本あるかご存じでしょうか?それではおこさんの歯は今何本生えていますか?
乳歯は上下10本ずつ全部で20本あります。歯が生えてくるのは生後4〜6ヶ月頃で下の前歯から生えてくる子が多いです。
しかし、1歳過ぎには奥歯の第一乳臼歯が生え、次に1歳半位に乳犬歯そして最後に一番奥の第二乳臼歯が2〜2歳半頃に生えてきます。しかし、あくまでも個人差があります。
ですから時期の早い遅いは健康そのものとは関係ありませんので、あまり気にする必要はありません。
さて、いよいよ“歯のつくり”ですが右図に示す様に歯はエナメル質・象牙質・歯髄から成り立っています。
エナメル質というのは、外側を覆っている白い部分で主にカルシウムとリンから作られていて、歯の中で一番硬い部分です。
象牙質は歯髄の周りにありエナメル質より少し柔らかい部分です。一般に「歯の神経」といわれている歯髄は神経だけではなく、血管・リンパ管などで構成されています。
ここで乳歯と永久歯を比較してみましょう。
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乳歯のエナメル質、象牙質は永久歯に比べて薄く約1/2程です。 |
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歯髄腔(歯髄が入っている空洞)は永久歯より乳歯の方が大きく角がとがっています。このため、虫歯が進むとすぐに歯髄まで達してしまうことがあります。
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乳歯の歯髄は永久歯と比べて鈍感にできています。そのため、「虫歯で歯が痛い」ということはほとんどありません。機械で削っても痛みをあまり感じません。その代わり虫歯の発見が遅くなることが多々あります。 |
次に永久歯は上下16本ずつ全部で32本あり、これには親知らずも含まれています。最近は親知らずが生えてこない方が多いので、上下14本ずつ合計28本は皆さんに生えてくると思っていただければ良いかと思います。
永久歯はだいたい6歳前後に6歳臼歯が生えてきて後は前歯から順番に乳歯が抜け永久歯に生え変わります。
そして、12歳頃には6歳臼歯のさらに奥に12歳臼歯が生えてきます。
乳歯も永久歯も歯の根が完全に出来上がるのは歯が生えた後で乳歯で1〜1年半、永久歯で2〜3年はかかります。
しかも、乳歯も永久歯(犬歯まで)も出来始めるのはお母さんのお腹の中なので、歯が完全に出来上がるのには相当な年月がかかるということがおわかり頂けるかと思います。
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