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第6回【 ブラッシング 1】

◆ 今回は、次の3つの項目について見ていきましょう。
  • ブラッシングのポイント
  • デンタルグッズの選び方
  • 年齢別のポイント

ブラッシングのポイント イラスト【 ブラッシングのポイント 】

歯垢がつきやすいところは
◎歯と歯ぐきの境目
◎歯と歯の間
◎奥歯の溝

の3ヶ所です。

 

【 デンタルグッズの選び方 】

■歯ブラシの選び方
小さいお口に合った小さめの歯ブラシを使います。硬さは軟らかめでコシのあるナイロンの毛が清潔で保存に適しています。歯ブラシは消耗品です。毛先が開いてしまうと歯ぐきを傷つけることがありますので、約1ヶ月くらいで取り替えた方が良いでしょう。

電動歯ブラシ

電動だからといって、普通の歯ブラシよりも汚れが落ちるとは限りません。磨き方によっては全然落ちないこともありますので注意して下さい。普通の歯ブラシと同じように直角に歯に当てて、横に少し動かしながら使用するとより効果的に歯垢を取ることができます。お子さんの場合は、まず自分の手で磨く習慣をつけてからの方が良いでしょう。

■歯磨剤の選び方
市販の歯磨き剤は発泡剤が入っているのでつけすぎると泡だらけになり、長時間磨きにくくなります。つける時は歯ブラシの毛先に少し(約2列分)にしましょう。お母さんが仕上げ磨きをする時には、泡で見えにくくなるので必要ありません。もし使うならなるべくフッ素配合のものを選んであげて下さい。

■糸ようじの選び方
歯と歯の間は歯ブラシがとどかないので糸ようじを使いましょう。色々なタイプが出ていますが、糸だけのものよりもホルダーに糸がついているものの方が使いやすいと思います。歯と歯の間にいれて、歯の面に沿って動かしながら歯垢を取り除いて下さい。

 

【 年齢別のポイント 】

■1歳まで
生後6ヶ月を過ぎて乳歯が生え始めると、歯磨きが必要になります。しかし、0歳児ではなかなかきちんと磨かしてくれないのが普通です。嫌がるからといって押さえて磨くなどの無理はやめましょう。この時期の歯磨きはお遊び程度のものでも大丈夫です。
この時期では、歯磨きを日常の生活習慣の中に入れることを目標にしてあげて下さい。手や顔を洗う習慣を作っていくのと同じです。赤ちゃんが何でもお口に入れたがる時から歯ブラシを持たせましょう。

注)歯ブラシをお口にくわえたまま走り回ったりすると、転んだ時にのどをついたり、口の中が切れたりすることがあります。歯ブラシを持たせる時は、お母さんの目の届く範囲でさせましょう。

磨いてあげる時に気をつけること
  1. 赤ちゃんの機嫌の良い時、眠くない時を選んであげて下さい。
  2. お母さんの膝の上に寝かせて磨いて下さい。そうすると赤ちゃんのお口の中が良く見えます。(ただし、上の歯は見にくいのでよく覗いて下さい。)
  3. 楽しく、優しく、軽い力でこするようにして下さい。
  4. お母さんの気持ちの落ち着いている時にして下さい。赤ちゃんとのスキンシップのつもりで磨きましょう。

■1~2歳
この時期は自我の芽生えのころで、素直に歯磨きをさせてくれないお子さんがほとんどです。遊びの中で楽しみながらお母さんへの仕上げ磨きを受ける習慣を作りましょう。

上手な歯磨きの仕方
1.寝かせ磨き
子供を上向きに寝かせ、頭を膝に乗せてのぞき込むようにしましょう。
2.口もと
上唇についている帯(上唇小帯)に歯ブラシが当たると痛がります。磨く方の反対側の人さし指で押さえて、歯ブラシが当たらないようにしましょう。
3.見る
磨く歯をよく見て下さい。ブラシが歯ぐきに当たると痛がります。
4.時間
長くなると嫌になります。さっと終わりましょう。
5.フォロー
歯磨きの後はお子さんと少し遊んであげましょう。

この時期は習慣づけが目的です。歯磨きを理解できる年齢ではありませんし、お口の中は敏感ですから、たとえお母さんであっても、ゴシゴシされるのはいい気持ちではありません。楽しい雰囲気で遊びの延長で要領良く磨いて下さい。

※当院では3歳以上になると個別で歯磨き指導をしていますが、もし分からないことなどがあればお気軽にお聞き下さい。

 

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