矯正のおはなし
【第5回】



悪い歯ならび―不正咬合を放っておくと?

今回は不正咬合を放っておくとどうなるか皆さんに考えていただきたいと思います。
そこで最も多くみられる歯並び―叢生(そうせい;いわゆる乱ぐい歯)の状態を思い浮かべてください。
次のようなことが考えられます。

医学的には
1.虫歯になりやすい

2.歯周病(歯槽膿漏;しそうのうろう)になりやすい

→本人はしっかり歯磨きをしているつもりでも、歯にガタガタがあるとどうしても磨き残しが生じます。それにより子供の頃は虫歯が大きな問題ですが、大人になって30〜40代をすぎると歯周病が大きな問題になります。大人の方で歯を失う理由のほとんどが歯周病が原因です。

3.しっかりとものが噛めない
4.はっきりした発音ができない
5.口臭の原因となる
6.あごの関節の病気―顎関節症(がくかんせつしょう)になりやすい
7.あごの発育が悪くなる
8.姿勢が悪くなる


精神的には
9.人前で大きく口を開けて笑えない・しゃべれない
10.顔貌を気にするあまり伏し目がちになる

以上のような危険性を取り除き将来の歯の健康を維持するということが矯正治療の目的となります。
一度お子さんの歯ならびをじっくり見てあげてください。


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