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矯正のおはなし

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第3回

歯並びの悪くなる原因について

今回は歯並びが悪くなる原因について考えたいと思います。
まず、最も注意してほしいことは、乳歯の齲蝕(うしょく)です。
乳歯はあとから生えてくる永久歯の重要な道先案内人の役割をしています。
つまり、乳歯は永久歯が生えるためのスペースを確保しているわけです。
ですから、乳歯が虫歯でガタガタになったり、早くに抜け落ちたりすると、あとから続く永久歯がうまく生えてこれないことになります。

次に挙げられることは、指を吸ったり、舌を出したり、爪や口唇などを噛む癖です。
それらが原因で出っ歯になったり
前歯のかみ合わせが開いてきたりします*
それから近年言われてきていることですが、ものを噛まなくなったということです。
つまり硬いものを噛まなくなったせいで、歯を支えている顎の骨が発育しなくなり、歯と顎の骨の大きさの不調和により歯並びがガタガタになるということです。
これについては科学的な根拠はありませんが、近頃のお子様の口を見ていると確かにその傾向があるかと思われます。

それともう一つ重要なのは遺伝的な問題です。
遺伝的なことは決して無視できません。特に受け口についてはその傾向が高いようです。
身内の中で、出っ歯の方や受け口の方がおられるときには注意された方がいいかと思います。

以上おもな原因について書きましたがこれからお子様を見ていく上で、お母様方に注意してほしいことは、

1.虫歯をつくらない 
2.悪い癖をやめさせる 
3.できるだけものを噛むようにさせる 

ということが重要かと思います。

 

*前の噛み合わせが開いているということは?

専門用語で開咬(かいこう)といって、本来奥歯でしっかり噛んだ場合、上下の前歯は少し重なるはずですが、それがまったく重ならずすき間があいている状態をいいます。



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