矯正治療とは
矯正治療とは上あごと下あごの歯並びを整え噛み合わせを良くし、口元をきれいにすることです。そして正しいそしゃくや発音を導きます。

1. 歯並びをきれいにする
見た目をきれいにするだけでなく、歯列を整えることによってブラッシングし易くなり将来の虫歯の予防にもつながります。

2. そしゃく機能の改善
ガタガタの歯並びで良く噛めない場合でも矯正によってしっかり噛めるように治します。

3. 顔貌(がんぼう)の改善
出っ歯などで口元が出ている場合、矯正によってきれいな口元に整えます。

4. 心理面の改善
私たちは成長にするにつれ、自分の顔かたちに関心を抱いてきます。そして健康であるとともに美しくありたいと願うものです。きれいに並んだ白い歯と調和のとれた顔かたち、そこから育つ心の満足感。これらは美しさの大きな要素なのです。患者本人の歯並びや顔かたちについての悩みをなくしていくことは肉体的にも精神的にも本人の将来にとって必要なことであり、私たちも家族共々、この問題に携わっていきたいと考えております。
 
 

 


 
 
こんな場合の時、矯正治療が必要です
歯がでこぼこに並んでいる、歯と歯の間に隙間がある、出っ歯や受け口、上下の歯が上手くかみ合わない、はっきりした発音ができない、あごの関節が痛い、あるいはコリコリと音がする、口元に関して精神的な引け目を感じているなどその他どんな場合にでも気軽に相談して下さい。
 
 

 


 
 
歯並びが悪くなる原因
歯並びの悪いことを専門的には不正咬合といいます。不正咬合には多くの原因があり、遺伝的なことによる歯とあごの骨の大きさの不調和・乳歯の早期喪失・乳児後期まで続いた指シャブリ・唇や舌の悪い癖・異常分娩・事故による歯の破折や欠落など様々です。特に近年、余りよく噛まないことによって子どもたちのあごが小さくなっている傾向があり、乳歯の時期はきれいに並んでいても大人の歯に生え替わってくるとガタガタしだしたというケースは増えています。
 
 

 


 
 
不正咬合を放っておくと…
歯並びは虫歯と同様、放っておいては治りません。ガタガタの歯並びの場合、ブラッシングによっても汚れが落ちにくいため、将来、虫歯や歯槽膿漏の原因になったり、あるいは噛み合わせが悪い場合だと堅いものが噛めないや噛んでいるとあごがだるくなってくるという症状を訴えたり、あごの関節の病気になる場合があります。若い間は適応力があり何ともなくても、年をとるとそのような症状が現れてくることがあります。
 
 

 


 
 
矯正治療におけるリスク
矯正治療ではどうしても次のような弊害があることを覚えておいて下さい。

1. 永久歯の抜歯
歯の大きさとそれが並ぶあごの大きさに不釣り合いがある場合、便宜的に上下の歯を抜く場合があります。

2. 歯根の吸収
歪んで生えた歯を正常な位置にもってくるわけですから骨との摩擦によって歯の根の先が磨り減る(吸収する)ことがあります。この吸収程度は患者によって様々ですが多少なりとも生ずるご考慮ください。

3. 疼痛・違和感

個々の歯に対し持続的に力を加えているわけですから、どうしても痛みは生じます。特に初めて装置を入れたときあるいは針金を換えたときは2〜3日は歯が浮いた感じで噛むと痛みを生じます。この痛みの程度も患者さんのよって様々ですが4・5日もすればほとんどなれますのであまりご心配なく。違和感も同様に、装置を入れた日はかなり違和感がありますが、長くても1週間もすればなれますのでそれまではご辛抱下さい。
 
 

 

 


 
 
治療に用いる装置
基本的に一般的なマルチブラケット装置を使います。これは1本ずつの歯につけたブラケットに針金を通しその針金の力によって歯を動かします。(通常、丈夫で針金との摩擦の少ない金属のブラケットを使用しますが金属色が気になる方は白いブラケットも用意しております。ご希望の方はお申し出下さい。)
小さなお子様で乳歯が残っている場合は取り外しの装置(プレートあるいはあご外装置)を用いる場合があります。個々の患者さんの年齢、不正咬合の程度によって用いる装置は異なります。
 
 

 


 
 
治療時期
一般的にはすべての歯が永久歯に生え変わる直前、10〜13歳くらいが最も適した時期といえます。これはあごの成長変化を利用できるからです。受け口などでは最も早く(6〜7歳ぐらいから)始めた方がよいことがあります。個々の患者さんの状況によって最適な治療開始時期は決まってきます。また、成人になるとできないということではなく、歯を動かすことは何歳であっても可能です。40歳以上の患者さんでも治療できます。大人だからといって手遅れということはありません。
 
 

 


 
 
期間について
不正咬合の程度によって異なりますが最低3〜4年、長くて7〜8年かかります。なお、小さなお子様の場合、乳歯の交換やあごの骨の発育を観察していく必要があるため必然的に治療期間が長くなることがあります。
 
 

 


 
 
費用について

矯正治療には保険が適用されません。したがって次のような費用と消費税が必要となってきます。

治療費用
1. 検査料/3000円
歯の型、歯のレントゲン写真、顔のレントゲン写真、口と顔の写真を採得するための費用です。これらが次の診断のための資料となります。

2. 診断料/50000円
上記の資料に基づき、歯並び・噛み合わせの状態・あごの骨の問題などを審査し、診断を行い治療方針をご説明します。

3. 矯正施術料/550000円
装置料および矯正治療中・保定期間を通じて管理指導していくための費用です。(但し、白い審美ブラケット-前歯部のみセラミックのブラケット-を使用の場合60000円別途に必要です)

4. 月々の調整料/3000円

※支払いに際しては、上記費用に加えて消費税が必要となります。

矯正施術料に関しては分割も行っております。受付にお申し出下さい。

※M.T.M .(限局的な1・2本のみの矯正治療)の場合は上記の費用の限りではありません。なお、加えて、期間中の抜歯・修復・予防処置は別料金となります。