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4種類の調査結果報告 1. 日常の飲み物(図1) 図1は、日常の飲み物を7項目に分類し、間食時、食事時、外出時に分けたものです。 間食時:牛乳、ミルク等の乳飲料を与えるものが最も多く、次いでジュース類、烏龍茶、緑茶、麦茶等のお茶類が多かった。 食事時:お茶類が最も多く次いで乳飲料、水の順。 外出時:ジュース類を与えるものが明らかに多かった。次いでお茶類、乳飲料の順。 スポーツドリンクの与え方に関しては、間食時、食事時共にその回答は少ないが、外出時の飲み物としては第4位に挙げられ、間食時の約5倍、食事時の約10倍の回答が得られた。
2. スポーツドリンクの摂取理由
日常どの様な時にスポーツドリンクを子供に与えるのか摂取理由を調査してみると、子供の病気を摂取理由として回答したものが圧倒的に多かった。風邪で熱が出た時に与えるものが約8割、下痢や嘔吐を催した時に与えるものが約6割という回答が得られた。次いで暑い日や汗をかいた後、運動や散歩等外出した後普段の水代わりにの順であった。
3. スポーツドリンクの摂取の契機
与えるようになった契機としては、医師や看護婦等の医療関係者に勧められてとの回答が最も多く、全体の約7割を占めていた。その契機としての詳細を分析すると、小児科受診時にスポーツドリンクを与える事を勧められた父母が大多数で、また、子供を出産した際、退院時の助産婦からの指導、地域の保健婦からの指導により与え始めたという回答も見られた。
4.スポーツドリンク摂取ケースの相違
スポーツドリンク摂取ケースを医療関係者の勧めを契機に子供に与え始めたものと、それ以外のものに分けて比較検討してみたところ、両者では異なった様相を示した。風邪等で熱が出た時、下痢や嘔吐を催した時との回答は、医療関係者の勧めを契機として子供に与え始めたものの方が高い値を示し、暑い日や汗をかいた後、運動や散歩等外出後、普段の水代わりに等の回答はそれ以外のものの方が高い値を示している。前者に比べ後者は、日常の飲み物として与えている傾向が顕著である。
5.スポーツドリンクに対する父母の考え方
「体に良いが歯には悪いと思う」との回答が最も多く半数以上を占め、スポーツドリンクが歯に与える影響に対し、危惧を抱いているという結果が得られた。その理由として、「甘いから何となく」との解答がみられた。「よく解らない」と回答したものは約3割を占め、「歯に良い」と考えるものは、全体の1割にも満たなかった。 以上、調査結果を述べました。が、この調査は冬季に行われております。夏期に行えば日常の飲み物として与える機会が増大してくるでしょう。 酸の値を表すものにPHがあります。エナメル質の脱灰が始まる(エナメル質が溶けて虫歯になり始める)臨界PHが5.5と言われています。スポーツドリンクはいずれもその値より低いほかのジュース類、乳酸飲料と同程度です。スポーツドリンクは臨界PHより低い値の清涼飲料水の一種であるという認識が必要であり、軽度の脱水症状の際の体液管理という経口補液として与える事が望ましい事を忘れてはいけないでしょう。 今回はスポーツドリンクについて書きましたが如何でしたか? 次回はスポーツドリンクと虫歯について詳しく書きたいと思います。
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