歯科衛生士の子育てダイアリー

第2回 『人見知り』


 人見知りというのは、生後8ヶ月前後から始まるそうです。(早い子は3〜4ヶ月頃から)
  多くは、お母さんを認識出来るようになって、お母さんと他の人を区別して、泣いたり体を固くしてしまうそうです。人見知りの強い弱いは個性や生活環境などで変わるそうで、人の出入りの多い家や、家族の多い家などは少ないようです。
 私は、小さい頃から人見知りが激しく、祖父母を見ては泣いていました。(写真も泣いているのしか残っていません)これは、30年たった今でもそうで、相変わらず初対面の人は苦手です。現役の頃は仕事柄たくさんの人に会うことが多かったのですが、今でもどうやって仕事をしていたのか不思議です。フレンド小児歯科では、人前に立って話す機会が多かったので慣れてしまったのかも知れません。
 そういえば、フレンドに来ていた患者さんたちは、とてもフレンドリーで人見知りをしない子が多かったように思います。歯医者という場所柄、緊張して当たり前なのですが、初診の時は泣いたり、怯えているような子でも2回、3回と来院するにつれてすぐ慣れてくれました。(中には、ちょっと慣れすぎ?という子もいましたが)これは、小児歯科ならではかもしれません。
 中には開業当初から治療と健診にも真面目に来ている子でも、あまりうち解けてくれずしゃべってくれない子もいました。その子は、男の子3人兄弟なのですが、3人ともとてもおとなしかったので、一度お母さんに「お家ではどうですか?」と尋ねてみたら、家では3人ともとてもやんちゃで騒がしいそうです。みんなとても人見知りやさんだったのですね。一番上のお兄ちゃんは、6年たってようやく話してくれるようになりました。こういうお子さんの場合、スタッフは安心してしまいどうしても手のかかる子達への対応に気をとらわれがちなのですが、もっと積極的に接していかないといけなかったんだなぁと今更ながらに思うのでした。反省、反省。
 大人の場合でも同じで、質問や、苦情を一杯言ってくれるお母さんは分かりやすいのですが、おとなしくてあまりしゃべらないお母さんこそ、こちらから接していって心を開いてあげたかったなぁと思います。

末田 由貴子

 


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