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【第5回】“キシリトール”について
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最近、コマーシャルで“キシリトール”配合のガムや歯磨き粉などの商品が増えてきたと思うのですが“キシリトール”って何ですか? 歯にもいいの? |
A. 国民の健康志向の高まりにつれて、健康の維持・増進のための機能性食品の数は増加しています。むし歯予防に関連した機能性食品には、砂糖に替わる様々な代用甘味料が使用されています。諸外国ではすでに長年使用されているキシリトールが1997年5月に日本でも食品添加物として認可され、ガムや歯磨剤を中心に使用されるようになりました。しかし、私たちのキシリトールに関する理解は必ずしも充分ではありません。今回はこの質問を元にして、キシリトールについてシリーズ化し、解説していきたいと思います。
今回は第1回目とし「キシリトールってどんなもの?」から始めることにしましょう。
■キシリトールってどんなもの?
みなさんは“代用甘味料”という言葉をご存じですか? 砂糖を多く摂りすぎると虫歯や肥満の原因になりうるという研究から、砂糖の代わりになるむし歯になりにくい、あるいは肥満になりにくい低カロリーの甘味料の開発が行われました。それが代用甘味料なのです。では、代用甘味料がどのような目的で、どんな商品に使われているか、その1例をご紹介しましょう。
【代用甘味料の使用例】
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使用の目的 |
代用甘味料の名前 |
主な商品 |
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低カロリーであること |
アスパルテーム
ステビオサイド
マルチトール
(還元麦芽糖水飴)
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コカコーラライト
ポカリスエットステビア
シュガーカット |
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むし歯になりにくいこと |
パラチノース
アスパラテーム |
グリーンガム
トライデントシュガーレスガム |
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機能性食品として
用いられるもの |
大豆オリゴ糖 |
オリゴCC |
キシリトールも実はこの代用甘味料の1つなのです。キシリトールには次のような特徴があるとされています。
■キシリトールの特徴
☆そのもの自体がむし歯の原因とならない。(非う蝕誘発性)
☆再石灰化の促進。
☆一度に多量の摂取をすると一時的に下痢の症状が起こることがある。
☆同じ量の砂糖と比べ、カロリーは約75パーセント。
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砂糖1g当たり |
約4kcal |
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キシリトール1g当たり |
約3kcal |
このようにキシリトールは特徴的な性質があり、代用甘味料として優れている点もある反面、副作用もあるので、それを理解して摂取したいものです。ただし、食品の場合、キシリトールはあくまで添加物であり、甘みの100%がキシリトールという商品は一般的には見あたりません(歯科医院での販売を目的とした商品の中にはありますが)。つまり、キシリトール以外の砂糖が含まれている場合が多いのでキシリトール入りだからむし歯にならないというわけではありません。

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