フレンドBOX


 

「フッ素」を塗ると歯が黒くなると聞きましたが

A1.
よく歯科医院で「フッ素」を塗ってもらったと言われますが、見てみると歯が“お歯黒”のように真っ黒になっています。この黒くなる薬は「サホライド」といって初期の虫歯の進行を遅らせるものです。当院でもこの「サホライド」を塗ることはありますが、前歯にべったりと塗るのは見た目が悪いので、歯と歯の間にしか塗りません。この虫歯の進行抑制の「サホライド」と虫歯予防に使う「フッ素」は別の薬なのです。
ただ、フッ素の中にも種類によっては塗ると歯が着色するものもあります。例えば、フッ化第一スズが主成分となっているものは歯が茶色く着色してくることもあります。当院ではフッ化ナトリウムという成分のものを使用しており、歯が黒くなることはありませんので安心して下さい。


 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
「フッ素」は毒だ、体に悪いと聞きましたが…?
A2.
どんな薬でも、例えば市販の風邪薬でも使用量や用法を間違えると体には毒になります。
フッ素の場合、一度に大量に摂取(1瓶300ml)すると急性中毒として悪心嘔吐が起こることもありますが、まず一度に飲んでしまうことはありません。少量を飲み込んだとしても、ほとんどは尿として排泄されるので安心して下さい。

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
「フッ素」はどんなものに多く含まれているのですか?
A3.
「フッ素」を含む食品
  お茶の葉(新茶よりも番茶に多く含まれる)
  海草・魚介類
  食塩 など…


 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
「フッ素」と「シーラント」の違いを教えて下さい。

A4.
シーラントとは、奥歯の噛み合わせからの虫歯を防ぐ薬です。奥歯の噛み合わせは溝が複雑で深いので、きっちりブラッシングをしていても汚れが残ってしまい、そこから虫歯になりやすくなります。
そこで、虫歯になってしまうまえに溝の部分にマニキュアを塗るような感じでコーティングをします。そうすると溝に汚れがたまりにくくなり、虫歯予防ができるというものです。
ただし、シーラントを塗って虫歯予防ができるのは噛み合わせだけですので、歯と歯の間は糸ようじで、横の面などはブラッシングでしっかり予防して下さい。
なお、シーラントは数分間じっとして口を開けてもらわないといけないので、3歳以上(2歳後半)のお子さんで一人で診療台の上にのり、機械の練習ができるようになってから行います。その他、2歳以下で処置がある場合は、処置の時に一緒に行います。また、2歳以下では処置する歯がなくても、希望される場合は行います。シーラントはフッ素と違い、保険でできます。(3割負担の場合は1本500〜600円位になります。)


 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
「フッ素」を1度塗っただけで虫歯を予防できるのですか?
A5.
フッ素は1度塗っても約3ヶ月〜4ヶ月たつと効果が薄れてしまいます。そこで、当院では4ヶ月毎の定期検診で塗り重ねていくようにしています。
しかし、フッ素を塗ったからといって絶対に虫歯ができないというわけではありません。あくまでも予防のお薬ですのでご家庭でもブラッシング、糸ようじなど虫歯予防を心がけて下さい。

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
「フッ素」はどのようにして歯に塗るのですか?
A6.
当院では2歳以下のお子さまにはゲル状(ヨーグルトのような状態)のフッ素を直接歯に塗っていきます。その後30分は飲食、うがいを控えて下さい。
3歳以上のお子さまにはイオン導入法という機械を使い、フッ素をイオンの形に変えて、より歯に取り込みやすくする方法で塗っています。このイオン導入法では塗布後すぐに飲食やうがいを行うことができます。

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
「フッ素」は何歳までに塗ればいいのですか?
A7.
フッ素を吸収するのが高い時期は、歯が生えてから2〜3年のうちです。
乳歯なら1歳前後から5・6歳、永久歯なら15・16歳までが一番よい時期ですが、最近では大人の方でも効果がないというわけではありませんので、塗布されている方が増えている様です。
しかし、保険がきかないということもありますので、当院では患者さんやお母さんが希望されるまで塗り重ねています。